20代のおひとり様増加中！恋にネガティブな人が前向きになる方法とは

少し前の時代では、恋人がいないと、結婚しないと一人前にはなれない、なんてことが言われたこともありました。でも今では、“おひとり様”の市場がどんどん拡大しているように、恋愛や結婚をしなくても十分に生活を楽しむ人生の在り方が注目されていますよね。

恋人のいない20代が増加の一途・・・

そんな影響もあってか、恋人のいない20代が増加の一途を辿っているとのこと。20代といえば、若さを謳歌し恋愛もどんどん楽しむ・・・20代で結婚するのが当たり前だった世代の人たちからすれば、驚きの事実と言えるかもしれません。

恋人のいない20代が増えている理由

では、なぜ恋人のいない20代が増えているのでしょうか？その理由を４つ見ていきましょう。

いわゆる「さとり世代」

ゆとり世代なんて言葉がありますが、現在の20代は、いわゆる「さとり世代」にあたります。さとり世代とは、一般的に欲や希望を持たないとされている世代を指し、結婚にも希望を見出すことが無く、恋人を作らないという人も多くなっています。

恋愛を面倒に感じている

そもそも、恋愛自体を面倒だと感じている人も多いです。パートナーに合わせて行動したり、機嫌をとったり、イベントに参加をしたり・・・。とそのこと自体が面倒くさいと感じてしまうんですね。

今はスマホ１つで自分の楽しみが色々できますし、1人でも十分に楽しめる、または、気の合う友達と気を遣わずにワイワイとやっている方が楽しいという方も多いでしょう。そのため、こまめに連絡をとったり、気を使ったりなんてことが必要な恋愛を面倒に感じて、恋人はいらないといった考えになるのでしょうね。

ＳＮＳの普及

また、ＳＮＳの普及によって、思い立てば24時間いつでも、誰とでも繋がれる環境が常にあります。リアルな友達はもちろん、ＳＮＳで仲良くなったメンバーと実際に会ったりなんてこともありますよね。それによって。一人の時間を寂しいと思うことが少なくなり、恋人がほしい！と強く思う事も減ってくるのだと考えられます。

また、ＳＮＳでは、他の人の近況も自動的にフィードで流れてきますよね。恋人がいなくても楽しく生きている人の生活も目にすることがあるでしょう。自由気ままなその暮らしぶりに憧れをもち、恋人なんていなくても大丈夫、という考えになる場合も考えられますね。

進む晩婚化

また、現在は女性の社会進出が目覚ましく、大学を卒業し、就職して仕事が慣れて落ち着いてきたころに結婚を考える人も増えてきています。そうなると、結婚を意識する年齢は全体的に以前よりも上がってきますよね。

恋愛を思いっきり楽しみたいという気持ちより、まずは仕事に打ち込みたいという考えの人が増えてくる中で、結果的に20代のうちは恋愛より仕事をとって、恋人はいない、あるいは敢えて作らないという考えに至る人が増えているようです。

恋愛にネガティブな人が恋に前向きになる方法

恋愛に対してマイナスなイメージしかもてないと、恋人を作ろうという気も起きませんよね。では、恋愛にネガティブな人が恋に前向きになる方法を４つご紹介しますね。

自分を褒めて自信を持つ

まず恋愛は自分に自信がないと、積極的に自分から恋をしようという気持ちにはなれません。自分に自信がないと「自分なんかが恋愛できるわけがない」と自分を卑下する考えになって、自分から恋愛を遠ざけてしまうことになります。

まずは、自分自身の良い所・努力していることを認めて、褒めて自信を持つことから始めましょう。

幸せなカップルの話を聞く

また、幸せなカップルの話を聞くのもいいでしょう。恋愛自体にネガティブで偏った印象しか持てていないのであれば、恋愛したいなんて気にはなれませんよね。恋愛に対する自分の考え方を広げるためにも、幸せなカップルから話を聞いてみましょう。

仲が良く絆の強いカップルがお互いを思い遣りながら幸せに過ごすさまを見聞きすれば、きっと、恋人がいる生活もいいな、恋人を作ってみようかな？という気になれるのではないでしょうか。

何事にもポジティブに取り組む

恋愛は面倒で良いイメージがないという人は、まず何事にもポジティブに取り組んでみることがオススメです。

それは仕事でもいいですし、プライベートな遊びの事でもいいですし、とにかくポジティブに取り組むことです。そのことによって、たくさんの人からの評価を受けたり、周りの人との関りの中で、恋愛って、恋人っていいかも。と思えるような人や考え方にも出会える可能性がありますよ。

人の良いところを見るようにする

また、人の欠点だけを見るのではなく、人の良い所を見るように意識してみてください。人の欠点ばかりに目が行くと、理想の恋人像がとても高くなり、人を好きになりにくいですよね。人の良いところを見るように心がければ、恋人だけでなく、友人や会社の人との関係などすべての人との関係性も良くなっていくでしょう。

出会う人の全ての人に、この人の良い所はどこだろう？と良い所探しをしてみると、表面的な部分だけではなく、その人の意外な一面や性格面に気が付かされて、いつの間にか気になる存在になっているかもしれませんよ。

おわりに

「さとり世代」というネーミング自体少し物悲しい感じがするのですが、恋愛や結婚までに興味を持たなくなる世代は少し寂しいような気もしますよね。

趣味や仕事に打ち込めるのはとても素晴らしいことで、恋愛や結婚が全てではないのは言うまでもありません。とはいえ、恋愛や結婚は、自分を大きく変える素敵なライフイベントの一つ。恋愛は面倒くさいからと、初めから出会いをシャットダウンするのではなく、１つ１つの出会いを大切にすることを心掛けていきたいものです。そうすればきっと、恋愛関係はもちろん、全ての人間関係を円滑にすることにつながるでしょう。