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飯豊まりえ、亡くなった飼い猫との不思議な縁を語る「最後にとんでもない贈り物を…」

映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』が、2019年2月15日(金)より、全国にて公開されます。

本作は、ある日突然、死んだ男が猫の姿になって家族の元に戻ってくるという、ファンタジーな世界観と温かいストーリーで人気を博した漫画『トラさん』(板羽皆/集英社マーガレットコミックス刊)を実写映画化。

主人公である、いい加減で能天気な売れない漫画家・高畑寿々男、また猫のトラさん役を演じるのは、Kis-My-Ft2北山宏光。その妻役には独特の存在感を確立した女優の多部未華子、娘役は天性の演技力で注目を浴びる子役・平澤宏々路が演じ、大切な人と過ごせる毎日こそが、この世で一番の奇跡だと心に刻む感動の物語が誕生しました。

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今回は、北山さん演じるトラさんの良き理解者である、白猫・ホワイテスト役の飯豊まりえさんにお話を伺いました。役柄についてから、北山さんとのエピソード、女優業についてまで、大活躍中の彼女のインタビューは必見です。

ホワイテストに感じた、飼い猫との縁とは?

――まずは、出演が決まった時のお気持ちを教えて下さい。

「人間ではなく猫を演じることへの驚きや、ワクワクもありましたが、それよりも不思議な事があって。自分が16年間飼っていた猫が亡くなってしまったのですが、そのすぐ後にこの作品のお話をいただいて、自分が飼っていた猫とそっくりな白猫を演じることになったんです。この作品に携われたことが、その出来事と偶然じゃない気がして、縁を感じました。猫の恩返しというか、飼い猫から何かメッセージがあるのかなと思えて、嬉しかったです」

――では、今回の演技は飼われていた猫をイメージしながら…?

「がっつり思い出してましたね。毛が長いペルシャ猫だったので…。その猫は、ペットショップで保健所に行く直前に、私たちの家族が引き取ったんです。それから一度も病気にもならなかった親孝行猫だったので、最後にとんでもない贈り物をもらえたなと思っています」

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――ホワイテストは、飯豊さん自身にも似ていますか?

「私は犬っぽいねとよく言われます。なので最初は『私に猫ができるのでしょうか』と不安でしたが、私は猫が好きだし、憧れもあったので猫になれて嬉しかったです」

――実際に猫の姿になって人生がやり直せるとしたら、飯豊さんはどうしますか?

「私も、トラさんみたいに大事な人の様子を見に行くかな。猫ってそういうところがあって、普段はプイッとどこか行っちゃうのに、悲しんでる時とかに寄り添ってくれる……私の飼っていた猫はそういう存在だったので、そういうことも思い出しながら演じていました」

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北山宏光演じるトラさんを絶賛! そのワケは?

――今回の衣装は“猫スーツ”でしたね。

「大変でした。いつもより入り時間が一時間くらい早くて、肉球や毛を馴染ませたり……。身動きが取れないのに、軽やかに動いているように見せるのも苦労しました。あと私の衣装は真っ白だったので、公園のシーンでは汚れないように気をつけたり。でも、ホワイテストの登場シーンがすごく気に入っていて。滑り台からシューってホワイテストが下りてくるんですけど『ホワイテスト、シュールだな(笑)』っていう、可愛らしい演出になりました」

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――“猫スーツ”を着用しているのは北山さんと飯豊さんだけですが、現場でお話はされましたか?

「北山さんとは、他愛もない話をして過ごしていました。でも、高い場所での撮影や滑り台から下りるシーンなど、普段はしない、猫役ならではの怖い撮影もあったので、猫スーツを着ていた二人だからこそ大変さを共有できた部分はあったと思います」

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――トラさんを演じた北山さんの印象は、いかがですか?

「この漫画を読ませてもらった時に、北山さんにすごくぴったりだなと思いました。実際に完成した作品を観たら、想像していたよりも何十倍も素敵で、猫の姿に違和感がなかったです。トラさんの一生懸命な部分も北山さんに共通していたと思います。北山さんは、すごく一生懸命で、猫の仕草を練習されていたんですよ。そういう頑張ろうとしている、役に寄り添っている真面目な姿を見て、こういうところがトラさんにぴったりだなと」

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原動力は家族からの期待! 本作で学んだことは?

――さまざまな作品で大活躍中の飯豊さん。その原動力は?

「元々芸能界に入ったきっかけは、自分や周りの環境が変わったらいいなと思って始めたんですけど、実際やってみたら大変なこともたくさんあって。でも自分の家族が、私が頑張っているから、私が演じているところを見続けたいから、健康に気を付けると言ってくれたり……私を生き甲斐にしてくれているから、それが私の原動力。そういう風に家族が喜んでくれるなら、夢をずっとみてもらいたいなと思って、続けています」

――本作は、飯豊さんにとってどんな作品になりましたか?

「私自身も、ホワイテストがトラさんに言っている台詞で、そうだなと思う事が多くありました。今、自分は恵まれている環境にいるんだなとか、大切な人がそばにいてくれている事とか、家族がみんな元気でいる事とか、そういう事が当たり前ではないんだと、ホワイテストが教えてくれました」

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INFORMATION

映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』
2月15日(金)より全国公開

《出演》北山宏光、多部未華子、平澤宏々路、飯豊まりえ、富山えり子、要潤、バカリズム
《原作》『トラさん』板羽皆(集英社マーガレットコミックス刊)
《監督》筧昌也
《脚本》大野敏哉
《音楽》渡邊崇
《主題歌》Kis-My-Ft2「君を大好きだ」(avex trax)
《配給》ショウゲート
《公式サイト》http://torasan-movie.jp/
©板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会

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