正月太りは超簡単な”締めるだけダイエット”でリセット♡

平日は飲み会続き、休日は疲れ果てて家から出ずにゴロゴロ……。何かと忙しい12月はついそんなライフスタイルになりがちですよね。気づいたら体重が急増していた！という女子も多いのでは？　「ダイエットしなきゃ！」と焦りつつも、楽しい年末年始に食事制限をするのはかなり辛い……。

そんなgirlswalker読者を救ってくれるのは、姿勢改善コアトレーナー・村田友美子さんが、2018年12月14日（金）に出版した『膣締めるだけダイエット～くびれと健康がとまらない！～』。こちらで紹介されているメソッドを実践すれば、効率的にカラダを変えることができるんだそう！

マスターすれば、どんな時でもトレーニングできる♡

そもそも、なぜ膣を締めるだけで痩せるの？

村田さんによると、「膣を締めるだけでカラダが変わる理由、それは膣を取り巻く筋肉の構造にあります。膣の下部には骨盤底筋という筋肉があり、ハンモックのように内臓を支えています。骨盤底筋は重力に逆らって縦方向に動くのが特徴で、膣を締める動作はこの骨盤底筋を引き上げることを指します。骨盤底筋を引き上げることで天然のガードルと呼ばれる腹横筋、背骨を支える多裂筋、呼吸を助ける横隔膜の4つのインナーマッスルが連動して働きます。つまり膣を締めるだけで、4つ同時にインナーマッスルのトレーニングできるということ。カラダに軸が通り、くびれや姿勢、呼吸などにアプローチし、効率的にカラダを変えられるのです」。

慣れてしまえば、通学中や仕事中、飲み会中でもこっそり行えそう！　ただし、膣締めのトレーニングをしても効果が出ない人もいるんだとか。

「外側がかたまったままでは内側の筋肉がきちんと働かず、膣締めなどのトレーニングをしても効果が出ません。外側の筋肉をオフにすることができるようになって初めて、膣を締めることに取り組むことができるんです」

膣締めできるカラダになるために、まずは筋膜リリースを行おう

「悪い姿勢などの積み重ねによって筋膜は癒着し、可動域が狭くなってしまいます。その癒着を解きほぐし、しなやかな状態にするのが筋膜リリース（ほぐし）です。私のメソッドで、もっとも時間をかけるのがほぐしのプロセス。なぜなら、膣が締まらない人はカラダがガチガチに固まっている場合が多いので、最初はかなり痛みを感じるはず。とはいえ、痛みが強い部分は、それだけ癒着して動かなくなっている可能性があるので、よりじっくりほぐす必要があります。きちんとほぐせば、表面がふわふわの感触になって軸が通りやすくなるので正しい姿勢を保て、ジムに通わなくてもボディラインがキープできるようになるのです。締まっていたカラダが伸びて、可動域が広がって代謝もアップ」

筋膜リリースだけで何キロも痩せる人もいるんだそう……！　自宅筋膜リリースで、お金を掛けずにキレイになっちゃいましょう。

筋膜リリースの基本

筋膜リリースにはボールを使用します！　程よく圧力を掛けられる適度な硬さとサイズ感のテニスボールなどがよいそう。また、村田さんが開発した「Hoggsy 定価4,980円」もオススメ。筋にしっかりと入り込むように作られています。現在、Amazonで販売中。

●自重で圧をかける

深部にある筋膜をほぐすには、強めに圧をかける必要が。自分の体重をボールに乗せることで、ピンポイントでしっかりと圧迫することができます。

●圧をかけた状態で伸ばす

圧をかけたままカラダを動かしてストレッチすることで、固く縮んだ筋膜を伸ばすことが可能に。一方向ではなく、斜めや横など多方向に伸ばすのがコツです。

●リラックスする

息をとめるとカラダに力が入って硬くなってしまうので注意。痛くても呼吸をとめず、リラックスした状態で行うこと。ゆっくり息を吐きながらほぐします。

腹斜筋ほぐし

基本を学んだところで、さっそくチャレンジ！　今回は、カラダをひねる時に使う筋肉で、骨盤を覆う腹斜筋のほぐし方をご紹介。日常ではあまり使われず固まって縮んでいますが、ほぐすことで呼吸がしやすくなり、くびれもアップします。

【How to】

①骨盤の上の位置にボールを置き腸骨に沿って動かす
骨盤の上の位置にボールを置き、仰向けに。両脚を曲げ、骨盤を丸めながら膝を胸に寄せて圧をかける。ボールを押したまま、骨盤の腸骨に沿うように左右にボールを滑らせる。

②膝の上に足をかけて圧をさらに強化！
右膝の上に左足をかけることで、ボールにかかる圧が高まりほぐし効果がアップ。反対側も同様に行って。

ゴロゴロついでにカラダをほぐしちゃおう♡

紹介した筋膜リリースは本書の一部です。「ちょっと気になるかも……」と思った方は、手に取ってみてはいかがでしょう？