失敗知らずのおやつレシピ本！ 人気すぎて4度目の重版決定『世界一親切な大好き！家おやつ』

大人気のおうち料理研究家・藤原美樹氏の初おやつ本『世界一親切な大好き！家おやつ』が、売れ行き好調につき4度目の重版が決定した。

自身のブログ『藤原家の毎日家ごはん。』が1日平均120万アクセスを誇り、レシピ本は累計180万部を突破、”みきママ”の愛称でおなじみの藤原氏。『世界一親切な大好き！家おやつ』は、「世界一親切」という言葉どおり、作り方の工程を写真でこまかく解説しているため、”見たまんま”作れば大丈夫。こまやかなアドバイスも載っており、”絶対に失敗しないように”という藤原氏の親切心を垣間見ることができる。

小学校高学年や中学生でも作れるレシピも多く、幅広い層から支持を受けているレシピ本には、材料3つで作れる簡単なおやつから、家族の誕生日に作ってあげたいショートケーキ、みきママ自信作のパンまで全50レシピを網羅。特別な道具は必要なく、身近な材料ですぐに作れるおやつが多いことが、みきママのレシピの最大の魅力だ。

中でも、みきママらしいアイデアが詰まった1品なのが春巻きの皮で作る「ホットアップルパイ」。冷凍パイシートでは、どんなに試作してもお店のようなパリッとしたパイにならず、悩んだ末にたどり着いたのが「春巻きの皮」だという。

「ホットアップルパイ（6個分）」の材料は、フィリング（りんご 1個（350g）、砂糖 70g、りんごジュース（果汁100％） 150ml、レモン汁 大さじ1、かたくり粉 大さじ1 1/2、シナモンパウダー 小さじ1/8）、パイ風の生地（春巻きの皮 6枚、薄力粉 60g、パン粉 大さじ6、揚げ油 適量）となっている。

まずは、フィリングを。小なべに5mm角に切ったりんご、砂糖と水100mlを入れて中火にかけ、汁けがなくなるまで10分ほど煮る。

続いて、りんごジュースとレモン汁を加え、煮立たせる。

次に、かたくり粉と水大さじ1 1/2をまぜ合わせて加え、とろみをつけ、シナモンを振り、冷ます。

次に、ボウルに薄力粉と水90mlを入れ、泡立て器でなめらかになるまでまぜ、衣を作る。春巻きの皮を角を手前にしておき、フィリングの1/6量をのせ、縁に衣をぬり、縦６×横12㎝の長方形になるように折りたたんで包む。

そして、2個分を包んだら、衣に入れて全体を転がし、側面までしっかりと衣をつける。

次に、パン粉を大さじ1ずつまぶす。

最後は、揚げるステップ。小なべに揚げ油を深さ2㎝ほど入れて弱めの中火で熱し、包んだものを2個入れて弱火に。ときどき返しながら5～6分揚げ、最後は中火にして2～3分、こんがりと揚げる。残り4個も同様に2個ずつ揚げる。

完成した「ホットアップルパイ」は、食べると外はパリサク、中はとろ～りとした煮りんごが出てくる、まさにお店の味。

「いまさらお菓子教室に通っているヒマはない」「特別な材料や道具を使うとなると躊躇してしまう」と思いながらも、「気分転換におやつを作ってみたい」という人にとってはバイブル的な1冊だ。『世界一親切な大好き！家おやつ』で年末年始にお菓子作りに挑戦してみては？