映画『人魚の眠る家』が、2018年11月16日(金)より全国...
篠原涼子、映画主演の決意は夫・市村正親の一言「背中を押してくれた」
girlswalker編集部
女優の篠原涼子が、2018年10月29日(月)、都内で開催中の東京国際映画祭で行われた映画『人魚の眠る家』レッドカーペットセレモニーに出席。共演の西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、堤幸彦監督らも参加し、映画に懸けた思いを語った。
同作は、東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれ、その衝撃的な内容に話題沸騰、累計100万部を誇る禁断のベストセラー小説を映画化。鬼才・堤幸彦監督がメガホンをとり、感涙のヒューマンミステリーが誕生した。
篠原は、今回演じた主人公・薫子役のオファーを初めは躊躇したそうで、出演を決断したきっかけを「主人が背中を押してくださった。『こんなに素晴らしい作品は読んだことがない、こんなに素晴らしい作品をやらないのはすごく損だよ』と言われて」と明かした。篠原がオファーを受けた時、夫である市原正親は、原作小説を読んでいたという。
夫婦役を演じた西島とは、過去にも夫婦や恋人同士を演じ、今回は3度目の共演となる。そんな西島のことを篠原は、「深みが増して、ますますダンディになって、すごく色気がムンムン」と表現。西島は、「最初の段取り、篠原さんの号泣シーンは2日間くらいかかって、これ(集中力が)続くのかな…と思ってたのですが」「篠原さんをはじめ、みんな本当に集中力が凄まじくて…のめり込んでいた」と、迫真の演技が繰り広げられた撮影を振り返った。
西島同様に、坂口も「現場がすごく濃くて。カットがかかると時々リラックスした瞬間に戻るのですが、『よーい』の時は(篠原は)薫子さんでいらっしゃった」と、篠原に対して尊敬の眼差しを向けた。
最後は、観客席の間に敷かれたレッドカーペットに出演者が歩く、グリーティングを開催。観客たちは、出演者へ色紙やフライヤーと、ペンを差し出し、次々にサインを求めていた。タレントを目の前に興奮気味の観客たちを見て、嬉しそうに微笑む出演者たち。会場全体が一体になり、映画公開を心待ちする事となった。
同作は、2018年11月16日(金)より全国にて公開予定。