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「恥ずかしい…」間宮祥太朗、止められない愚かな行動

「グランドジャンプ(集英社)」で連載中の人気コミック『不能犯』を、松坂桃李主演、沢尻エリカ共演でついに実写映画化!

思い込みやマインドコントロールで愚かな人間を死へ追いやる、犯罪を立証できない男、宇相吹正(松坂桃李)。果たしてその目的は?初めて出会う【立証不可能犯罪】スリラー・エンタテインメント!

今回girlswalkerでは、逮捕歴のある元不良少年・川端タケル役を演じた間宮祥太朗にインタビュー。今回演じた役柄や沢尻エリカさん演じる多田刑事との人間模様、作品にまつわるエピソードなどを伺った。

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本作のキーマンとなる川端タケルを演じて

ーこれまでにも個性の強い役柄を多く演じられて来たかと思いますが、今回の役柄はいかがでしたか?

間宮:川端タケルは元不良で逮捕歴があって少年院に入っていたという設定なんですが、結構私服がキレイ目というか。髪型も、白、タートルネック、シャツといったスタイルからも、几帳面な印象を受けました。そこはタケルの人となりを想像する上で参考にしたかなと思います。

記者:演じるにあたり意識した点はありますか?

間宮:「一貫する」ということはかなり意識したかなと思っていて。ネタバレになってしまうのであまり詳しくは言えないのですが(笑)前半と後半で立ち位置の変わる役柄なので、その流れが作品の世界観の中で、滑らかになるように演じられたかなとは思います。

記者:特にこだわった部分はありますか?

間宮:タケルの言葉でいうと「綺麗」というワード。台本を読んだ時も思ったんですが、タケルの中のこだわりとして、その言葉がすごく惹かれる部分なのかなと。美しさみたいな。アーティストっぽいとはちょっと違うかもしれないですけど、何かにすごく固執した、執着した感じが出せればいいなと。監督にも言われたのは「目線」ですかね。それは特に意識しています。

ー出来上がった作品をご覧になってみていかがでしたか?

間宮:細かいCG、傷や描写がすごく魅力的だなとまず思いました。刺激してくるような、挑発してくるような。危険なものを見ているんだけれど、それを魅力的に映し出しているのが印象に残りました。漫画原作を読んでから台本を読んだんですが、キャラクターの構成はまた違った楽しみ方があると思いますね。タケルは映画オリジナルのキャラクターですけれど、多田刑事なんかは原作では男性のところ、映画では沢尻エリカさん演じる女性になっていますし。

ー本作のどんなところに惹かれましたか?

間宮:「不能犯」である主人公の宇相吹という男は、自ら手を下さず依頼されたターゲットの心を操って死に追いやってしまう。宇相吹に依頼する殺人は立証も出来ず、罪に問われることもない。手間のかからなさというか、リスクを背負わずに殺人が手軽にできてしまう怖さ、というか。電話ボックスに貼ってある番号に連絡して、あいつを殺したいって話すだけで、死神みたいな人が自分にさえたどり着くことなく殺人を遂行してくれる。自分が殺したという「実感を持たずに済む」ところが、簡単にタブーに足を踏み入れてしまいがちなのだろうなと思いましたね。これはすごく変な言い方になるんですけれど、殺したいと思うほどの怒りや欲求がそこにあるわけですよね。でも実際に行動に出すとなると、労力もいるだろうし、自分の身を切る部分も出てくるだろうし、色んなことを考えなきゃいけない。そういうリスクも全て背負うものだと思うんです。とっかかりのハードルがとてつもなく高いものだったら、そこまで踏み切れるものだったんだろうか、とか。漫画でも映画でもそこがポイントのひとつだと思っていて。そこがすごく気になりましたし、作品の面白さになっていると思います。

ー松坂桃李さんや沢尻エリカさんなど豪華キャストも話題の本作。現場での印象はいかがでしたか?

間宮:松坂さんとはもう、現場で雑談をする時間よりも「宇相吹」としてしかお会いしてない感じがします。スーツを着て前髪が目にかかっていて、妖気をまとってぬぼーっと動いている感じで(笑)そこにいるだけで「わぁ、宇相吹だ」っていう役が身体からにじみ出ていました。エリカさんは本当に気持ちの良い方で楽しかったですね。タケルも、新人刑事・百々瀬(新田真剣佑)もそうですけど、男性にとって多田刑事が恩師や女性の先輩にあたるっていうポジションがすごく自然に思える存在感だなと思いました。姉御肌的な。自分もタケルを演じていて「偉くなっちゃってぇ、がんばっているね」みたいなことを言われるのは自然にスッと入ってきましたし。あと僕、エリカさんの声がすごく好きだなと思いました。

初めてをもう一度味わいたい

ーこんな特殊能力があったらいいのに!と思うことは?

間宮:映画とか食事とか人と初めて会ったときもそうですけれど、第一印象って二度と味わえないじゃないですか。お寿司を初めて食べた時のこととか、ほんとに好きな映画に出会ったときの衝撃と喜びとか。やっぱり、最初の味はどうしたって思い出せない。次に見るともうそれを追いかけてしまうというか。作品とか音楽とか一番はじめに、自分が「わぁ、これ好きだな」って思った、そういうのを追体験できるようなのがいいですね。一回そのところだけフッと消して、”こんなのはじめて!”をもう一度味わえるようなものがあったらいいなぁ…(笑)

ー表の顔と裏の顔、疑り深く考えてしまう方ですか?

間宮:やっぱり相手とどれだけ接していても、立ち入れない領域のすっごいパーソナルな部分ってありますよね。人によると思いますけれど、隠すのがうまい人もいれば、駄々洩れになっちゃっている人もいる。だから自分の見たものや接したものを信じやすい、というのはあるかな。今までうまく接してきたけれど、まさか自分の信じている人がそんな人だとは気付かなかった。そこには「信じたくなかった」というところもあって、実はポロっとこぼした一言に伏線があったりするんですよね。盲目なくらいに信用があると、そこになかなか目を向けない。そこに着眼しない、したくないって気持ちが働いてしまうんだろうなっていうのは、作品を見ていて思いました。多田刑事もそうで、正義というものにすごく盲目的。人に対しても純粋で真っ直ぐ。だからこそ見落とすものもあるんだろうなぁと思います。

ー「自分って愚かだなぁ」と思ったことはありますか?

間宮:自分はもう愚かだなぁと思うことは多いですよ(笑)例えば、マネージャーと信号を渡ろうと思って待っている時に、隣でマネージャーの気配が動いたから反射でつられてパッと動き始めちゃって。まだ信号変わってないのに、なんか勘違いしちゃうときってあるじゃないですか。ほんと何も考えずに身体だけ動いちゃったのはすごい恥ずかしかったですねぇ。ああぁって。僕を騙したわけじゃないですけれど、きっかけになったマネージャーが隣ですごい大爆笑していて「だっさぁ」みたいな(笑)ただただ恥ずかしかったですよね。たまに他人でもあるからそれ。他の人のモーションにつられちゃうときってすごい気まずいですよね、あぁやっちゃったって(笑)

――ありがとうございます!それでは、最後にgirlswalkerの読者に向けて、メッセージをお願いします。

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劇場で映像と音の迫力を感じると、まるで宇相吹がすぐそこにいるみたいな臨場感も。ぜひ足を運んでみて!

間宮祥太朗 公式HP&SNS
HP:http://tristone.co.jp/actors/mamiya/
Twitter:https://twitter.com/shotaro_mamiya
Instagram:https://www.instagram.com/shotaro_mamiya/

SPECIAL PRESENT

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応募方法は簡単!girlswalkerのTwitterアカウント(@girlswalkernews)をフォローして下記のTweetをRTするだけ!

応募期間は2月10日(土)23:59まで。当選はDMでお知らせするのでお見逃しなく!!

INFORMATION

映画『不能犯』
都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男が目撃される。男の名は宇相吹正(松坂桃李)。電話ボックスに殺人依頼を残すと、願いを叶えてくれる男だ。ただし、依頼人の殺意が純粋でないと、恐ろしい事態を招くという。さらに、宇相吹は全てのターゲットを、一瞬の迷いもなく確実に殺すのだが、その死因は病死や自殺、事故に見えるため、絶対に捕まることはない。そう、彼は〈不能犯〉なのだ。「必ず宇相吹を止める」と熱い正義に燃える多田友子刑事(沢尻エリカ)と部下の百々瀬(新田真剣佑)。捜査の過程で、多田だけが唯一、宇相吹が支配することが出来ない相手だと判明するー。やがて日本中を震撼させた連続爆破事件と宇相吹の事件が繋がり、壮大な事件へと発展していくー。果たして多田は宇相吹を止められるのか?そして宇相吹の真の目的とはー。

2018年2月1日(木)公開
出演:松坂桃李、沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、テッド・和田、菅谷哲也、岡崎紗絵、真野恵里菜、忍成修吾、水上剣星、水上京香、今野浩喜、堀田茜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍
原作:『不能犯』(集英社「グランドジャンプ」連載)原作:宮月新/画:神崎裕也)
監督:白石晃士
脚本:山岡潤平、白石晃士
主題歌:GLIM SPANKY「愚か者たち」
公式サイト:http://funohan.jp/
©宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会

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