松坂桃李、吉田鋼太郎コンビが再共演! 『ヘンリー五世』上演決定
girlswalker編集部
初代芸術監督・蜷川幸雄のもとで国内外に次々と話題作を発表してきた“彩の国シェイクスピア・シリーズ”。2019年2月に史劇『ヘンリー五世』の上演が決定し、『ヘンリー四世』に出演した俳優の松坂桃李と2代目芸術監督であり俳優の吉田鋼太郎が再度共演することになった。
シリーズ第34弾となる『ヘンリー五世』は、2013年に第27弾として故・蜷川の演出で大きな話題となった『ヘンリー四世』の“その後の時代”を描いた作品。松坂演じる“国王陛下の放蕩息子”ハル王子と、吉田演じる“無頼者の酔いどれ騎士”フォルスタッフが再び登場する。
“次回作が決まった喜びについて”松坂のコメント
「2013年の『ヘンリー四世』から月日を重ねて再びシェイクスピアの世界に戻ることができるのは、大変光栄に思います。と同時にシェイクスピアの言葉と対峙することを考えると怖くもあります。あの時、座長だった吉田鋼太郎さんが演出される『ヘンリー五世』に出演することは深い縁を感じています。成長したハル(ヘンリー五世)の姿をお届けできるよう精一杯、頑張ります。2019年、劇場でお会いしましょう」
吉田のコメント
「『ヘンリー五世』は、日本ではこれまでほぼ上演されたことがない戯曲です。何百年も前のイギリスの歴史劇ですから、現代の日本人にとってはどうでもいいといえばどうでもいいお話なのですが、“今”の世の中に通じる様々な要素が含まれています。立ち回りなんかもあって、非常に活き活きとした作品なので、お客さまがみて面白かったと思えるような、そういう芝居にしたいと思っています」
Information
- ■舞台『ヘンリー五世』
- 上演日時:2019年2月
- 上演会場:彩の国さいたま芸術劇場大ホール 他にて上演
- 演出:吉田鋼太郎
- 出演:松坂桃李、吉田鋼太郎 他
- 作:W.シェイクスピア