便秘、ニキビ、むくみ……にも効果的！可愛くなれる「腸もみマッサージ」の効果がすごすぎる

著名人や美容インフルエンサーから大人気の医師・山﨑まいこ先生の初の著書『美しい肌が生まれるところ 1,400円（税抜）』 。

「肌をきれいにしたいなら、まずはからだの中から！」と話す、山﨑先生。同書では、「美しい肌を生み出すためには、腸内環境を整えることが大切！　腸質をととのえれば、肌とこころが健やかに保たれる」という思想のもと、それを実践するための説明や方法がぎゅっと詰まっています。

その中から、今回は「腸もみ」についてご紹介。

山﨑先生のクリニックで推奨しているのが、大腸と小腸をメインにする「腸もみ」。

腸もみは、腸のコンディションを整えるセラピーで、慢性的な肌荒れや不調、自立神経の乱れなど、「腸内環境を整えたい！」と願う、全ての方に効果的です。

腸もみマッサージHow to

STEP.1 まずは優しく

両手を重ねて、大腸のあたりを円を描くようにやさしくさすっていきます。時計回りに4〜5周ゆっくりとさすります。

STEP.2 手のひら全体で押す

おへその上に両手を重ねて置き、手の位置は動かさず、手のひら全体を時計回りにうねらすようにしてやさしく押していきます。

STEP.3 指の腹で小腸をゆるめる

今度は指先に力を入れて、小陽のあたり（点の場所）を指の腹で押していきます。小腸をゆるめるようなイメージで行い、指を立てたり強く押し過ぎないよう注意。

STEP.4 外側に向かってはがすように大腸に刺激を

少し外側の大腸のあたりを押します。まず右手の親指を腰骨の内側にあてて、他の指は背中側から挟みこむようにします。外側に向かってはがすように押していきます。

STEP.5 便がたまりやすい場所は入念に

左側も同じように、親指を使って外側にはがすように押していきます。左上の角の部分（★マーク）は結腸で便が溜まりやすいので、念入りにもみほぐすように。

STEP.6 STEP2〜5でもみほした場所に再度アプローチ

両手を重ね、STEP2〜5でもみほぐしたところを、手のひら全体でさらにゆるませるように押していきます。右側から時計回りに。

STEP.7 肋骨の下もゆるめて

これまでもみほぐした場所より少し上の、横隔膜のあたり（肋骨の下）も指の腹を使って押してゆるめていきます。呼吸が楽になります。

STEP.8 最後はととのえて、深呼吸

最後におへその上に両手を重ね、手のひらでじんわりと押してととのえます。手を置いたまま、3回深呼吸して終了です。

＜注意事項＞

自宅で行う場合は食後を避け、就寝前や朝、入浴後など1日1回以上を目安に行いましょう。痛みを感じるほど強く行うのはNG。また、妊娠中もマッサージはできません。

（監修）日本養腸セラピー協会

可愛くなりたい！なら、まずは「腸を整えて」

腸を温め、血流を促し、活性化することで自律神経まで整うのだそう。

ストレスからの解放、便秘改善、肌がキレイになる、さらには入眠がスムーズになることも。可愛くなりたいと願う女子にとって、メリットしかない腸もみマッサージ。

今日の夜から取り入れてみては？