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今は“反骨精神”、謎に包まれた注目アーティスト・claquepotが紡ぐ音楽

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11月24日(木)に渋谷のWWW Xで開催されたSWISH Presents“音遊~OTOASOBI~”。そこでトリを務めたのは、謎のシンガーソングライター“claquepot(クラックポット)”。
フルバンドという贅沢なステージ上で、情緒深く広がる楽曲「テノヒラ」から幕をあけた。凛と張った静寂に染み渡る甘くイノセントな歌声と、メロディアスでそれぞれが個性を放つ彼の楽曲は、来場した人たちのあらゆる感情をすぐさま掴んだ。
今回はそんな謎多きclaquepotに直撃!彼についての情報が少ない中、唯一わかったのは実はダンスボーカルグループ・「Da-iCE」のメンバー工藤大輝の双子の兄ということ。果たして彼はどこまで胸の内を明かしてくれるのでしょうか。

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■久しぶりのライブはいかがでしたか?
claquepot(以下・C):とても緊張しました。

記者:普段から緊張はするタイプなんですか?

C:します。出番ギリギリになってステージ袖で待っている時が1番緊張します。今日は久しぶりということもあって、ステージ上でも緊張しました…

 

■“claquepot”として活動するにあたり、掲げているテーマはありますか?
C:自然と活動のテーマになっていることは、やっぱり“反骨精神”が大きい気がします。普段言えない胸の内に秘めていることだったり。そんな気持ちを出す為の場と思ってやっています。

 

■曲を作る時のインスピレーションはどこから?
C:日常のフラストレーションや理不尽な事へのモヤモヤとする部分から曲に繋がっていく事が多いです。カウンターパンチの様な不意打ちの出来事。そんな要素が詰まったイメージかもしれないです。なのでなかなか平和な曲が無いんです(笑)。

記者:本日の2曲目に歌った「ケダモノ」も自分の中に潜む感情を歌っているような楽曲ですね。

C:まさに。そんな気持ちで書き上げた曲です。綺麗なものばかりじゃないよ。っていうところを曲にしたいと思っていたので。そういった気持ちの積み重ねです。ほとんどドロドロしている歌詞が多いです(笑)。

記者:その世界観もソロ活動だからこそ出来ることですか?

C:ひとりだと曲の内容全部の責任が自分へ返ってくるので、ほかの人に曲を提供する時では言えない言葉でも、勢いで書くことが出来ます。全てが自分次第です。

 

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そもそもなぜ顔を出さずにやっているのか。“claquepot”のきっかけやバックボーンを教えてください。

 

■直球で聞きます、なんで顔を隠すんですか?
C:体の中でも“顔”は印象が強いので、見た目を先行して印象を持ってほしくなかったんです。声とメロディ、歌詞が先に伝わって欲しいなと思っていて、顔が見える見えないで少しでも違った受取り方になるのかなと。楽曲から入った感覚で感じて欲しいんです。別に話題作りで隠しているとかそういう理由ではないんです。

記者:では歌やダンス、ビジュアルを武器にしている弟さん(Da-iCE)とは真逆ですね。

C:真逆ですね。claquepotを知ってくれた方は僕の素性を知らなくて全然構いません。何年後かに結びついて「あ。そうだったんだ」っていうちょっと遠回りでいいんです。

記者:地道な道でもあると思いますが、活き活きとしていますね。

C:楽しいです。新人としてでやらせて頂いているので、カフェのような所で対バンとかもしてみたいですね。

 

■曲を自分で書いて歌おうと思ったきっかけも教えてください。
C:音楽にはダンスに適した音楽とそうではない音楽があります。僕はどっちも好きですが、パーソナルな部分ではこっちのほうが好きなのかなと思います。なので今のうちに挑戦しておかないと後悔しそうだなと思い「じゃあ、やってみよう」とチャレンジしました。多少時間を削ってでも、積み重ねておこうと決意した時が始まりです。

記者:行動派ですね。

C:そうかも知れないです。割りとすぐアクションを起こします。

記者:伝えたい事はたくさんの人にジワジワと広がっているのではないでしょうか。

C:曲を知ってくれた人が更に「こんな音楽だったんだ」とライブのステージを直接見て感じて貰いたいので、今日のように発信出来る場をもっとたくさん作れたらいいなと思います。