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山﨑賢人から突っ込み?『無意識』な新田真剣佑の"憑依力"

シリーズ累計発行部数1億部を超える大ヒットコミック『ジョジョの奇妙な冒険』初の実写映画化が8月4日、ついに公開。原作の第4部「ダイヤモンドは砕けない」にフォーカスし、三池崇史監督×山﨑賢人主演で描かれる。

今回は、主人公・東方仗助を脅かす最凶のスタンド使いアンジェロの背後で暗躍する謎の兄弟・岡田将生演じる虹村形兆の弟の虹村億泰役を演じた新田真剣佑さんにインタビュー!ストイックな役作りの姿勢から、クールなイメージのある新田さんの真摯で少し茶目っ気のある素顔まで公開!

 

美しい海辺の町・杜王町(もりおうちょう)に暮らし、見た目こそ不良だが心根は優しい高校生の東方仗助は、《スタンド》と呼ばれる特殊能力の持ち主。仗助のスタンドは、触れるだけで他人のケガや壊れたものを直すことができるというものだった。一見すると平和に見える杜王町では、このところ不審な変死事件が続発しており、一連の事件が自分とは別のスタンドを使う者たちによる犯行だと知った仗助は、町を守るために立ち上がるー。

■虹村億泰を演じてみていかがでしたか?
新田(以下・A):最初は本当に自分が虹村億泰を演じていいのか迷いました。億泰への印象は"獣"。原作も読み込みましたが、唯一無二のジョジョの世界観に存在する億泰を完璧に再現するのは難しくて、なるべく近づけようとビジュアル面では、サイドの髪を銀色に染めたり、剃り込みを入れて眉毛も剃りました。脱色はかなり痛かったです。(笑)億泰は兄貴が大好きなところだったり、素直でまっすぐ過ぎてしまうところが大好きなキャラクターです。役を心から愛して演じました。役の中に自分の色を入れて演じることをポリシーにしているのですが、億泰は特別で、できるだけ彼に近づけるように役作りに挑みました。でも、なるべく引きを使ってほしいです。アップになると"新田真剣佑"が出てしまう気がするので。(笑)

記者:実際に完成した作品を観た感想は?
A:ジョジョの世界観が想像以上にあり、完成した映画を観終わった後はしばらくその場から動けなかったほど感動しました。「こんなにすごい作品に出ていたのか」と客観的に観れました。CGがついたスタンドをみるのも初めてで、ハリウッド顔負けな技術に圧倒されました。

記者:特にスタンドシーンは迫力がありましたね!
A:スタンドの撮影は中でも時間がかかりました。CGを使用するので物理的に細かな微調整が難しかったのですが、「一度やってみて」と監督から言われ、指示に従いました。

記者:三池監督の指導は?
A:『思うままでいいよ!』と言って下さいました。大好きな監督で、家族だと思っています。アットホームな雰囲気で居心地がよかったです。三池組が本当に大好きで信頼しているからこそ役作りにも集中できましたし、ジョジョの世界観が整った状況で、後は役者次第というところまで準備をしてくれていたので全力で演技できました。

■もしも自身が"スタンド"を使えるとしたら…?
A:やっぱり、億泰の能力"ザ・ハンド"の能力が欲しいです。ジョジョのキャラクターの中でも一番恐ろしいスタンドだと思っています。実はラスボスかも。

 

記者:他のキャラクターの印象は?
A:山﨑賢人くんが演じる、主人公・東方仗助の存在感に圧倒されました。普通の人はそのオーラで殺られちゃうんだろうなと思いました。神木隆之介くん演じる、広瀬康一は可愛くて、敵なんですが思わず助けたくなっちゃいます。山田孝之さんが演じるアンジェロは怪物でした。山田さん本人も怪人のような方だと思っているので、怪演に惹き込まれました。ご本人ともっとお話したかったです。どんな人生を送ってきたのか、頭の中を覗かせてほしいです。会わせて下さい!(笑)

■1ヶ月半のスペインロケを敢行…!現場での様子は?
A:スペインの海沿いの町シッチェスで撮影していたのですが、億泰のビジュアルのまま、町を歩いてました。自宅に帰ることがないので、24時間ずっと億泰でいれたのは演技に入り込む上で大きかったです。

記者:共演者の皆さんとも思い出はできましたか?
A:共演者の皆さんと、ご飯を食べたり、同じホテルに泊まったり、毎日一緒に過ごして絆を深めました。撮影の合間には、賢人くんや神木くん、岡田くんとご飯を食べに行きました。同じお店に毎日のように行って、ステーキやパスタを食べていました。ずっと一緒にいても本当に飽きない仲でいれました。呼び方も、名前じゃなくて役名で呼び合っていたりしていて。ただ、本当にどこにでも億泰が心の中にいて、注文をするときも、店員さんを無意識に睨んでいたみたいです。(笑)

記者:同世代で仲良しですね!
A:撮影が休みの日には、賢人くんと神木くんとバルセロナへ行きました。他にも海へ行ったり、撮影現場の近くの教会へ行きました。変装もしないでそのまま3人で町を歩いて、気持ちよかったです。

記者:座長の山﨑さんはいかがですか?
A:同じ目線に立ってくれるし、弱い所もみせてくれるし、威張らないし、本当に優しい人。理想の人間です。でも、プライベートの賢人くんはいい意味で、座長感ゼロです。(笑)

記者:兄役の岡田将生さんとの関係は?
A:制作発表では「兄貴を全力で愛したい」と言った通り、兄の形兆としても、岡田将生としても、全力で愛することが出来ました。冷酷無比な形兆とは全く逆のキャラクターで、先輩なんですが、唯一タメ語で話しています。兄弟という関係性を深めるために「兄貴って呼んでいい?」と相談したら『いいよマッケン、大丈夫だよ』と受け入れてくれて。岡田将生さんという人間が好きです。決してボーイズラブじゃないですよ。(笑)

 

■個性溢れる学ランの装飾にも注目ですが、自身のファッションに対するこだわりは?
A:現場にラクな服で行こうとしか考えていないです。最近は、雪駄が好きです。学生時代は、私服で通学していたので学ランは新鮮でした。制服はもう身体がフィットしないので多分、着られないです。着ても高校生に見られない気がします。(笑)映画と原作では、億泰の学ランの装飾が違うところにも注目してほしいです。

■これから観るひとへのメッセージを!
A:今までありそうでなかった"スタンド"という男性の憧れる世界観だったり、唯一無二のジョジョの世界が広がっているので、自分をアドベンチャーへ連れていってくれる作品だと思います。僕は原作の漫画と映画は全く違う作品のイメージと思って今回挑戦しました。映画ならではのジョジョの世界観を楽しんでもらえたら嬉しいです。女性の方にも、迫力あるアクションが面白いし、山崎賢人の登場シーンがとにかくかっこいいので(笑)観てほしいです。

記者:シリーズの続編も…?
A:まだ出てきていないキャラクターも多くいるので期待したいです。また、億泰を演じられるか心配ですが、強く気合いを入れ直してまた億泰に会えたら嬉しいです。

 

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スペインでの撮影中に20歳の誕生日を迎えた新田さん。『スペイン撮影の最終日にサプライズで祝ってもらい、一生忘れられない誕生日になりました。20歳になった心境は…お酒も飲まないので特に何も大きな変化は感じていないです。』と20歳の忘れられない思い出を語ってくれました。観た人を唯一無二のジョジョ・ワールドへと誘う注目のサスペンス・エンターテイメントを体験してみてはいかが?

Information

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』
8月4日ロードショー

〈スタンド〉と呼ばれる特殊能力を持つ高校生、仗助。彼の住む杜王町では最近変死事件が続発していた。仗助は偶然、同じスタンド使いであり一連の事件に関わる凶悪犯アンジェロの犯行を邪魔してしまったことから、次の標的にされてしまう。仗助は家族と町を守るため、最凶の力である水を操る能力「アクア・ネックレス」をもつアンジェロに立ち向かう。彼のスタンドは、触れるだけで他人のケガや壊れたものをなおすことができる「クレイジー・ダイヤモンド」。しかしアンジェロの背後では、謎の兄弟がすべての糸を引いていた。そんな最も優しい力を持つ仗助と町の運命はー?

https://warnerbros.co.jp/movie/jojo/index.html

出演:山﨑賢人、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑、観月ありさ、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介
配給:東宝、ワーナー・ブラザース映画

(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社