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まるでパラレルワールド!女優・高畑充希が見る“夢”とは

 

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『東のエデン』『攻殻機動隊S.A.C.』など、濃密な世界観でファンを魅了する神山健治監督初の劇場オリジナルアニメーション『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』が3月18日(土)に公開!

物語の主人公は特技が寝ることであるいたって平凡な女子高生・森川ココネ。そんな彼女が、ある事件をきっかけに東京へ旅をすることに。“夢”と“現実”の間を駆け巡る大きな冒険の末に見つけた小さな真実とは…。

今回は、ココネを演じた今やドラマや映画で引っ張りだこ、同性からも絶大な支持を得る高畑充希さんに直撃!初のアニメーション作品への参加となった本作では、なんとココネとして主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」も歌唱!

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岡山、大阪、東京。そしてココネの夢である“ハートランド”を舞台に繰り広げる壮大なストーリーに思わず釘付け。またココネの父親モモタローに江口洋介、ココネの幼馴染であるモリオに満島真之介を迎えるなど、実力派が揃う声優陣にも注目だ。

 

■初のアニメーション作品、演じたココネについて教えてください。
T:芯が強くて、ココネはいい意味で人に影響を受けない女の子です。いつも彼女のペースでいて、“変わらない”ということはすごくいいなと感じました。

記者:演じる上で、気をつけたことはなんですか?

T:長編アニメーションの声優は初めてだったので、声の抑揚は少し意識しました。あと、ココネののんびりした雰囲気を活かせるよう、行動的な時もキツくならないように気をつけました。

記者:神山監督は高畑さんの声を絶賛していますが、ご自身は声の印象をどう思いますか。

T:私の声は特徴がありすぎると感じています。自分では声優さんにはあんまり向いていないなと思っていたので、オファーをもらった時はすごくびっくりしました!

記者:出来上がった作品を観ていかがでしたか?

T:自分の声を意識すると、冷静には観ていられないです。自分の声が画面から出ているので、ずっと違和感を感じていましたし、最後まで声に邪魔されながら鑑賞しました…(笑)。

記者:岡山弁にも挑戦していましたね!

T:今まで“岡山弁”にあんまり耳馴染みがなくて、私の出身でもある関西弁と混ざってしまって難しかったです。“じゃろ”や濁音が多い方言なので、ぐいぐい喋ると強く聞こえてしまう分、普段より少し柔らかく喋ることに気をつけました。

記者;細かいイントネーションも特訓ましたか?

T:大阪の出身なので、私も大阪が舞台の作品はイントネーションが気になってしまうことがあるんです。なので出来るだけ岡山の方に納得して頂けるように細かく頑張りました!アフレコのブースに入った瞬間から一気に集中してやったので、終わったあとはグッタリ(笑)。やれることはやりました!

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■高畑さんが歌う主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」も大事な見どころですね!
T:「デイ・ドリーム・ビリーバー」は、忌野清志郎さんが自分のお母さんに向けた思いを日本語歌詞で歌っていたもので、監督は本作を制作する間、ずっとそれを聴きながら作業をしていたそうです。それから決まった主題歌なので、ココネがそのまま歌えば歌詞の意味もより物語とよりリンクして明確になるし、エンディングも1番いい流れで作品の一つになるんじゃないかという監督からのお話だったので、やってみよう!と決意しました。

記者:エンドロールを実際に聴いてどう感じましたか?

T:私も昔から好きな曲でしたし、バックで流れるアニメーションがなにより素晴らしくて、エンドロール込みでひとつの物語になったのを感じることが出来ました。

 

■ココネの父親・モモタローの印象を教えてください。
T:会話を全てメールで送ってくるのは…私だったら喋ろうよって思ってしまいます(笑)。でもモモタローもモリオも男性陣は、物語が進むにつれてどんどんカッコよくなっていくなって感じました!

記者:モモタローはずっと純粋に夢を追いかけていますよね。

T:男性のほうが女性よりも変わらず夢を追い求めている気がします。女性は割りと早くに見切りをつけて現実的に考えているのかな、男性はいくつになっても永遠の少年みたいでそれも素敵です。

記者:ココネとモモタロー、2人の関係は高畑さんにはどう映りましたか?

T:私自身は父と結構コミュニケーションをとるタイプ。なのでココネとモモタローは少しずつボタンの掛け違いがあるように感じました。父と娘のクッションになる母親がいないのも掛け違いの理由かもしれません。

記者:物語が進むにつれて、2人はどう変化しましたか?

T:ココネはずっと最初からモモタローをノックし続けていると私は思います。夢を見ようが父親が警察に捕まろうが、本当に変わらない。そのお陰でモモタローや周りも変わって、一歩踏み出せたと思います。

■幼馴染のモリオを演じた満島さんの印象を教えてください。
T:2人のシーンで、一緒にアフレコを出来て良かったです。普段お芝居をする時は、相手次第で演技も変わってきます。声優はほとんど1人でお芝居をするので、1人でテンションを上げるのは至難の技でした。私は1人でやることに慣れていないので満島さんがいてくれたときは、すごくありがたかったです!