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広瀬すずが勝負服で挑む!念願のTGCランウェイデビュー

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累計発行部数1600万部超。青春マンガの大本命がついに実写映画化『ちはやふる -上の句-』が3月19日(土)に公開!前編≪上の句≫、後編≪下の句≫の二部作連続公開と原作の世界観はそのままに、たっぷりと高校生達の友情・恋愛・成長が描かれています。

注目のキャストは、競技かるたに情熱を燃やす瑞沢高校1年生。主人公の綾瀬千早役を人気・実力ともに現在NO.1若手女優と呼び名の高い、映画初主演となる・広瀬すず。千早の幼なじみ。スポーツ万能、頭脳明晰、お金持ちでイケメン真島太一役を若手ながら数々の繊細な役をこなしてきた実力派俳優・野村周平。千早、太一の幼なじみ。競技かるたの永世名人である祖父の血をひき、非凡な才能を持つ。綿谷新役には、俳優として現在メキメキと頭角を現す今後目が離せない真剣佑。ほか今最も旬なキャストが物語に息を吹きこみます。

そしてなんと明日開催の『第22回 東京ガールズコレクション2016 SPRING/SUMMER(以下・TGC)』に『ちはやふる』スペシャルコラボステージが決定!千早・太一・新を演じた3人がステージに登場します。

今回はTGCと映画の公開を前に、ヒロイン・千早を演じた広瀬すずさんを直撃!

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千早たちを通して“青春”の全てを垣間見れる本作。広瀬さん自身が感じた「ちはやふる」の世界観とは一体どんなものでしょうか。

 

■原作を読んだ時の感想と千早を演じることが決まった時の思いを教えて下さい。
広瀬(以下・H):原作を読んだ時、ストーリーにアツいものを感じたのと「ちはやふる」の世界観がすごく可愛いと思ったのがとても印象に残っています!千早は見た目は美人でスタイルもすごくいいところは自分で大丈夫かなと思ったのですが、中身がオヤジってところに親近感を持ちました!その後に少しアニメを観て映画の台本を読んだのですが、共通しているものが一緒でもそれぞれに感じる世界観が全然違うなって思いました。中心はブレずに、でも作品の中では全部別々でいいんだなと思いました。変に原作をリスペクトするけど、それを超えるものを自分たちは作らなきゃいけないんだなと思いました。

■漫画・アニメとありますが、映画ならではの見どころを教えて下さい。
H:やっぱり漫画には漫画のイメージがあって映画でも、それを全て細かくフューチャーすると2部作でも全然収まらないくらい内容が濃くてものすごい鮮やかな世界だと思います。なので映画では、映画ならではのシーンもありますし熱量や空気感、出会った人との繋がりは映画でしか味わえないものになっていると思います。

記者:漫画では表せない部分の自信はありますか?

H:あります!比べるものではないですが、かるたのシーンも音が加わったりで迫力はあるのかな。でもキャストがみんな個性が強すぎて素晴らしいので、正直出来上がった作品の千早を見て焦りました!撮り直せないかな…。って!(笑)反省点だらけではありますが、今の自分が演じられる全てだと思うし後悔はありません。人と人の繋がりを感じてもらえれば嬉しいです。

 

■1番印象に残っているシーンはどこですか?
H:たくさんありすぎるのですが、上の句の最後の大会で最後やっとみんなが一つになれたシーンです。一人一人十代だからこそ抱える悩みがあって、みんなの気持ちが個々にバラバラでしたが机くん(森永悠希)が急にワッとその気持ちを打ち明けるんです。賑やかな現場でしたがそのシーンだけは誰もしゃべらず、緊張感もあってそのシーンで初めて太一の気持ちも知って、千早として感じる感情はすごく不思議でした。現場の空気感も好きだったし、それがそのまま映像に映っていたのも「あ、好きだな。」って思えました。現場はすごく楽しかったです!

記者:その楽しい現場でのエピソードも教えて下さい!

H:いつもくだらないエピソードで盛り上がっているのですが。大体みんなで歌をひたすら歌っていました。(笑)その時々で流行りがあって、ラップだったり合唱だったり、ある日からPerfumeさんの歌がブームになって。森永くんが何故かチョコレート・ディスコが完璧なんです!ダンスを伝授してもらいながら「なんでそこ出来ないの!」って言い合って。(笑)空き時間はみんなで完璧になるまで踊っていました。

記者:楽しそうですね!キャストの中でも1番のムードメーカーは誰でしたか?

H:瑞沢高校のみんなは全員がAB型なんです!なので誰がと言うより全員が先頭を走っていました。(笑)最初は矢本くん(矢本悠馬)と周平くん(野村周平)がラップを高速で歌っていて盛り上げてくれたりしたのですが、みんなAB型ってわかった瞬間森永くん萌音ちゃん(上白石萌音)も殻がバーンて破れて、こんな子だったんだ!って思うくらい最後は、みんな兄弟みたいに仲がよかったです。距離感と雰囲気が一気に作れたので、AB型でよかったなと思いました。

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■かるたの楽しさとはどんなところにありますか?
H:まだかるたについて知識が浅いのですが、100種ある中で友情だったり恋愛だったり歌の意味が全て違うので、歌を読んでいるだけでも魅力的で面白いなと思いました。

記者:“競技かるた”を実際にやって大変だったことは?

H:千早のフォームはダイナミッックなのが特徴で、それは一番表現したかった部分でもあったから体重の乗せ方にも気をつけました。暑い時期での撮影でしたが会場のドアも全部閉め切って袴も暑いし、ずっと膝を付いているのでよくわからない痛みもあって本当に格闘技みたいで大変でした。でも、実際にみんなであとちょっとだから頑張ろうって声を掛けあったり、畳から立つ瞬間もすごく痛いのですがみんなで助け合ったりして、すごくいい経験だったなと思います。競技かるたをしている時は、本当の部活動みたいですごく楽しかったです!

 

■“百人一首”で好きな句はありますか?
H:「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」が好きです!隠しきれない乙女心が歌われているのですが、出ちゃうよねって共感しました。(笑)当たり前でしょって思うかもしれないですけど、1,000年経って街や自然が変わって行く中人の心だけは1,000年たっても変わらないという事にしみじみ昔の人との共通点を見つけられました。和な心を感じることが出来て好きです。
■千早のクルクルと変わる表情が印象的でしたが意識して演じましたか?
H:どんな表情をしていたかあんまり記憶に無いんです!映画を観てからこんな顔していたんだ。って気づきました。試合のシーンなんかスクリーンに映って大丈夫かな?と思うくらいひどい顔をしていて!札を取れた時の顔とかすごいですよね。(笑)でも千早だからいいか!って思います。

記者:広瀬さんの素の顔が観られるということですね。

H:そうですね。下の句で詩暢ちゃん(松岡茉優)との試合のシーンでは、泊まり込みで撮影していたので精神的に演技するしないじゃないんです。なので私が取られなきゃいけないシーンも本当に悔しくてテストでは絶対取りにいってしまおうとか考えてやっていました。(笑)でも茉優ちゃんの集中力がものすごくてそれにすごく刺激を受けたことは間違い無いです。どこまで攻める事が出来るかなと勝手に自分の中で思ったり気持ちの部分でも千早よりは私が出ていたかもしれません。(笑)

記者:ちはやと素の自分が連動していたんですね!

H:今回千早と私が同じテンションで出来たので良かったのですが、これが千早じゃなくて役として成り立って無かったら女優としてどうなんだろうと思います。(笑)
一同:笑!
H:私の負けたくない!って気持ちは千早も1番思っていたことなので、札を取らなきゃいけないシーンでは「やっと取るシーンがきた!」となりました。息が上がるくらいメラメラしていました。

■体力も精神力も使う撮影中、広瀬さんを支えていたものはなんですか?
H:食べること!食べれば元気になります!服も大好きなのでショッピングも気分転換に行きます。
■本作の撮影で成長出来たことはありますか?
H:役同士もそうなのですが、演者さん同士の距離感って大事なんだなと思いました。普段敬語を使っていて、おはようございます。って挨拶する関係から、親友役をするとその中に嘘が生まれちゃうのかなと。今回瑞沢高校のみんなと共演して仲の良さがリアルなのがちゃんとにじみ出ているのが嬉しかったです。机くんの背中をおして駆け上がっていくシーンはほとんどアドリブで、セリフが終わっても誰かが喋ってそれに誰かが反応してゲラゲラ笑っていて、監督にも「お前ら今の芝居じゃねえだろ!」って言われたのですが「今の良かったよ!」ってほめてもらった時、お芝居をしないお芝居が出来る関係性、距離感って大事なんだなと気づくことが出来ました。

記者:劇中に映る感情は自然と湧いてきたものなんですね。

H:はい!台本に笑顔で、と書いていないのに笑顔だったり、全体的に追い込んだ撮影となったので、私から見ても、みんなお芝居をしているのかな?どっちなんだろう?と思う瞬間が多かったです。それだけ自然体で出来たということでした。