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アパレル業界の「バイヤー」とはどんな仕事?

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バイヤーとは商品の買い付け(仕入れ)担当者を指すポジション名であり、アパレル系に限らずスーパー・百貨店など小売に分類される多くの業種でバイヤーが活躍しています。
アパレル業界におけるバイヤーも「買い付け担当」には違いありませんが、アパレル業界という特性のため、他の業界のバイヤーとは違った難しさもあります。

 

■ 世界を飛び回るバイヤーの仕事

商社系や大規模な販路を持つアパレル企業のバイヤーの場合、日本国内各地の展示会はもちろんフランスやイタリア、アメリカといった世界各国を飛び回りながら世界最先端のファッションシーンに触れ、大口の商談をまとめるといった働き方をしている人も少なくありません。近年は中国、シンガポールなどアジアのファッションシーンも活性化しており、バイヤーの活躍の場はさらに広がっています。
また、「服を仕入れて売る」だけでなく、「繊維や皮革などの素材を原産国で仕入れ、別の国で加工し、さらに別の国で販売する」といった複雑なビジネスに携わるバイヤーもいます。
また「世界を飛び回る」というより、パリやミラノなどのモード発信地を拠点として情報網や人脈を築き、その地にしっかりと根を下ろすタイプのバイヤーもいます。

 

■ 販売経験は不可欠

バイヤーは莫大な額のお金を左右する立場にありますから、当然その権限や責任も大きなものとなっています。海外で活躍するバイヤーには当然語学力や交渉力などが求められ、バイヤー候補としてアパレル企業に採用される人材には相応の学歴や実績が求められるでしょう。
新卒、またはバイヤー経験のない人にいきなり大きなビジネスを任されるケースはあまり見られません。入社後の一定期間は店頭での接客などアパレル業界の基本的なスキルを学び、ショップやブランドの特徴を熟知したうえで小口の仕事から段階的に買い付け業務を任せられるようになります。これは国内で活動するバイヤーであっても同様で、多くのケースでは先輩・上司のアシスタントをしながら業務内容を学んでいくようです。

 

■ バイヤーのセンスは磨くもの

アパレル業界のバイヤーに対してよく誤解されるのは「バイヤーには何か特殊な才能が求められ、先天的にファッションの良し悪しがわかるような人しかなれないアーティスティックな職業だ」という点です。
もちろんファッションセンスは必要で「これは流行しそう」「これは日本ではあまり売れないかも」といった直感力は必要です。しかし自分の感性にだけ頼ってビジネスをしているわけではなく、統計資料などのデータを駆使し「この商品はこの冬流行する」といった仮説に対して十分な根拠・論理を提供できなくては、決して信頼されるバイヤーにはなれません。
こうしたスキルは努力と経験によって磨かれるものです。本当にファッションが好きで流行に対して関心を持ち続けられる人であれば、特別な感性や才能などなくても一流のバイヤーとして活躍できる可能性は十分あります。

 

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