NEWS
ニュース

ニキビ跡の薬(1)ハイドロキノン

スキンケア大学

ハイドロキノン

ハイドロキノンとは?

シミや色素沈着改善するために効果があるとして注目されている成分“ハイドロキノン”についてご紹介します。

ハイドロキノンとは、別名「お肌の漂白剤」と呼ばれるほど、たいへん強い漂白作用がある成分です。医療機関で処方される外用薬で、有効成分濃度が高いことが特徴です。

医師による診断によって使用量や使用回数を決めた上で、自宅で通常のスキンケア(洗顔後の化粧水や保湿剤)の後に色素沈着している箇所に薄く塗ります。

どのようなニキビ跡に効果があるの?

沈着してしまったメラニンに直接働きかけて美白するので、茶色っぽいシミやくすみとなったニキビ跡に効果を発揮します。

ハイドロキノンのメリットとデメリットについて

ハイドロキノンはその配合濃度に応じて、的確に色素沈着を改善できる成分です。その反面、使い方を誤ると赤みやヒリヒリした刺激、かぶれの症状が生じることもあります。医師の指導に従い、正しい用法を守って使うことが大切です。

ハイドロキノンがニキビ跡に働きかけるメカニズム

色素沈着を除去するメカニズムについて、解説します。個人差はありますが、効果が出るまでに約1ヵ月掛かります。

(1)メラニンを合成する酵素、チロシナーゼを弱らせるハイドロキノンがメラニン色素を合成する酵素であるチロシナーゼに作用して、その働きを弱めます。するとメラニン色素の合成が抑制されます。

(2)メラニン色素を淡色化するハイドロキノンの還元作用により、すでにできてしまったメラニン色素を薄くする働きがあります。さらに新たにできるシミの予防にも繋がります。

使い方の注意点とは

正しい用法を守りさえすれば比較的副作用が少ない成分ですが、使用量やハイドロキノンの濃度によってはかぶれや赤みなどのアレルギー反応や、一部の色素が抜ける白斑が出る可能性があり、注意が必要です。ニキビ跡の症状に合わせたドクターの診断に従い、その指導をきちんと守って安全にニキビ跡を改善しましょう。

また、使用中は紫外線による色素沈着が起こりやすくなっています。日焼け止めクリームを併用するなどして日焼けを避け、保湿もしっかりする必要があります。

さらにハイドロキノンは熱や光に弱い性質があるため、密閉して冷蔵庫など冷暗所で保管しましょう。

(この記事の監修: 西麻布ヒフ・形成外科 院長 / 藤井佳苗 先生)

【関連記事】
ニキビ跡の薬(2)ディフェリンゲル
ニキビ跡の薬(3)ケナコルト
憧れの卵肌へ!毛穴が開いてしまったときの正しいケア
紫外線だけじゃない!夏の肌トラブル危険因子
急な肌トラブルに注意!梅雨の”ゆらぎ肌”を克服しよう