話題の美しい姉妹を直撃!エネルギー溢れる次世代のニューヒロイン♡
girlswalker編集部
第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートを始め、数々の映画祭で話題をさらい称賛の嵐。トルコ出身の女性監督デニズ・ガムゼ・エルギュベンが描く美しい5人姉妹の物語『裸足の季節』が絶賛公開中!
どこを切り取っても絵になる素晴らしい映像には、少女たちの持つ儚さだけでは無く、女の子特有の感情全てがうごめくように脈打つ生きたエネルギーが閉じ込められている。そんな世界中を魅了した自由を求め闘う少女たちの姿にきっと勇気をもらうはず。
今回は特別に初来日を果たした、(左から)三女エジェ役のエリット・イシジャン、四女ヌル役のドア・ドゥウシル、長女ソナイ役のイライダ・アクドアン、末っ子ラーレ役のギュネシ・シェンソイの4人へ直撃!
目を疑いたくなる程美しく濁りがない存在感の彼女たち。作品への思いなど教えてもらいました♪
トルコ、イスタンブールから1000km離れた黒海沿岸の小さな村に住む5人姉妹。長女ソナイ、次女セルマ、三女エジェ、四女ヌル、末っ子ラーレ。ある日、男の子たちと海で遊んでいる所を、隣人に見られ一緒に暮らす祖母へ告げ口をされ、外出禁止令が下り家から出られなくなり“カゴの鳥”となってしまったーー。
■本作の出演のきっかけはなんですか?
ドア:小さい時からドラマや映画に興味があったの。今回もオーディションにチャレンジをして、もうだめかなと思った頃に、デニズ監督から連絡を貰って意気投合し、今回の役を演じられることになったわ!
イライダ:私も小さいころから芸能プロダクションに所属してお芝居を勉強していたわ。本作のオーディションでチャンスを掴みたいと思っていたけど、長い期間結果を待っている間に「もうダメかしら。」という気持ちになっていた時連絡があって、こうしてこの映画で演じることが出来て本当に嬉しかったわ!
エリット:私は、シナリオを書く段階から監督が私のことを頭に浮かべてくれていたと聞いたの。監督が私が出ている作品を通じて、私の事を知ってくれた事に感動よ!
ギュネシ:オーディションにラーレ役で受かって出演することが出来たわ。私たちはお互いに協調性があるの。デニス監督が私達を選んでくれて、今ではみんな本当の姉妹みたいに仲良しなことが嬉しいわ!
■各国で注目を浴び世界中から称賛を得て、いまどんな事を思っていますか?
エリット:通常とは違う彼女たちの環境に衝撃を受けたわ。でもトルコだけでなく、世界中でも同じ事が言えると思うの。とても重要なテーマを、本作でたくさんの人たちに伝える事が出来たと思っているわ。まだたくさんの国で女性たちが自由を求めて、助けを必要としている。そんな中『裸足の季節』のように、”男女平等”について考えるようなテーマを持った作品で、自らの足で立ってヒーローのように描かれるものはなかなか無いと思うの。これで良かったと胸を張って言えるし、今後何か変わって行くことが出来るという希望も持てたわ!
■5人姉妹を演じ、共感はしましたか?
ギュネシ:私は自由を求め、立ち向かい闘うラーレを自分と似ているなと感じ演じていたわ!
ドア:演じたヌルは自分にはあんまり似ていないなと思ったけど、姉妹が自由を求めている気持ち、憤りを覚えている姿にはとても共感したわ。