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ジョニー・デップが変態発言!?

◆会見フォトコール 左からジェリー・ブラッカイマー、ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ゴア・ヴァービンスキー

Q. この『ローン・レンジャー』でジョニーさんが演じた悪霊ハンター・トントは、ジョニーさんの真骨頂である奇抜なメイクも含め、とても個性的ですね。どう役作りしていったのですか?

ジョニー・デップ(以下ジョニー):子供の頃、テレビシリーズのローンレンジャーを観てたんだ。その中で、常に僕が興味があったのはトントの方。なぜローンレンジャーの助手でしかないのか、という風にいつも思っていたよ。僕はいつも、今まで演じてきたジャック・スパロウやマッドハッターも含め、中にいる人より、組織からはみ出した人間、つまりアウトサイダー的な人間に惹かれ、興味を持つんだ。
今回は原住民を全面に押し出していて、その部分を引き出せるチャンスだと思った。今までにやったことのないことができると思ったからね。トントをキャラクターとしてつくりあげていくことは、とても楽しかったよ!
ある絵画をみたときに、そこに描かれていた原住民の頭の上に鳥がのっていたんだ。それは、僕がそれまで抱いていた原住民のイメージを完全に覆すものだった。まるで彼の一部のようで、彼のスピリットガイドのようだったな。それで僕は今回、鳥を頭にのせようと思ったんだ。是非みんなもやってみたらいいんじゃないかな。

 

Q. トントを演じての手応えはいかがですか?

ジョニー:トントという非常に楽しい役を演じることができたのは、私と同じくらい頭がおかしいゴアとジュリーの二人のおかげだよ。こういうおもしろいキャラクターを演じていて感じたことは、あるときアーミーが現場で言った「こんなこと楽しいことをやっていて、お金ももらえるんだよね」という言葉が一番よく表しているね。突拍子もないこともできたり、本当に演じていて楽しいキャラクターだったよ。

 

Q. アーミーハマーさんに質問です。タイトルロールでもある、ローンレンジャーを演じてみていかがでしたか?

アーミー・ハマー(以下アーミー):この衣装を身につけると最高の気分になれるんだ。コートを来て、白いカーボーイハットをかぶって、胸には保安官バッチをつけて、白馬にまたがって全力で疾走する。これほど爽快感のある、気持ちのいい役は他になかったよ!そして、隣にいるのがジョニーデップということも、もちろん大きな要因だよね。

 

Q. ジョニーから撮影中に教えてもらったことなどはありますか?

アーミー:ジョニーから学んだことはたくさんあるよ。一番影響を受けたのは、とにかく細かいところまで観察しているところ。彼は、スタッフひとりひとりがどういった役目でどんな仕事をしているのか、それが全体の作品にどう影響を及ぼすのか、物事をよーくみているんだ。
例えば、監督がレンズの種類を変えたら、今度は自分がこのシーンにおいて、立ち居値がどのように変わるのか、どうやったらいい絵になるのか、というのを長く豊富な経験から、すべて完璧に把握している。なので自分も現場に入ったら、いろんなものに目を配らせて、しっかり観察して、それを生かしていきたいと思ったよ。
あと、ジョニーからは映画以外のことも学んだね。太陽を直接見ないとか、トイレに行ったときは後ろから前にじゃなくて、前から後ろにふくんだよとか(笑)。

ジョニー:そのアドバイスをアーミーにしたときは、僕は生のうなぎを食べていて、深い瞑想にふけっていた時期だったよ(笑)。

 

◆フォトコール(左)ジョニー・デップ(右)アーミー・ハマー

 

Q. 映画の中でもプライベートでもカッコイイジョニーさん。かっこ良く生きる秘訣があれば教えてください。

ジョニー:かっこ良くなるためには、かっこ悪くあれ、「クールであるためには、アンクールであれ」と思うね。僕は27年程、ホームレスのような格好をしてる、今もね。世間体とか、みんながどう思うかとか、ニュースなどでも言われるけど、そういうことを一切無視するようにしているんだ。やっぱり自分らしくいることと、アンクールであれ、無視をしろ、というアドバイスにつきるね。

 

Q. ジョニーと何度も仕事をしているゴア・ヴァービンスキー監督とジェリー・ブラッカイマープロデューサー。彼を何度も起用する、その魅力は?

ジェリー・ブラッカイマー:とにかくジョニーと仕事ができたことは大変光栄なことだよ。彼自身素晴らしい人間だし、素晴らしい俳優だからね。
なぜ僕たちが彼を繰り返し起用するかというと、映画作りというパーティーに、新しい風を吹き込んでほしいからなんだ。彼はそれを常にやってくれる。
台本どおりを僕は求めない。彼はそうではなく、常に新しいことを持ち込んでくれるよ。それは、このトント、もしくはジャックからも、みなさんわかっていると思うよ。この2人のキャラクターだけでなく、他の監督の元でも、いろんなキャラクターを演じているしね。いつも新しく、ユニークなものをつくりつづけてくれる俳優だよ。

ゴア・ヴァービンスキー:全く同感だね。ジョニーは常に僕を驚かせてくれるんだ。
彼は撮影がはじまると、絶対に予測できないことをしてくれる。これは毎回のことで、いつもサプライズがあるんだけど、今回特に驚かされたのは、アーミーとの共演だった。今回の作品はバディもので、2人の関係というのはとても大切だった。このケミストリーというのは、ジョニーともかなり初期の段階でいろいろと話し合ったね。テープを変えている間も、ジョニーとアーミーが演技を作ってくが見受けられたし、二人の絆がどんどん深まっていく様子をみるのは、我々としてもとっても喜ばしいことだったよ。

 

Q. ジョニーさんが映画の中で演じたトントは悪霊ハンターでしたけど、ジョニーさん自身が悪霊のように恐ろしく苦手だったけど、今は克服したものはありますか?

ジョニー:ずっと、笑わせてくれるはずのピエロ、道化が怖かった。でも、今は自分が道化になったので、どうでもよくなったよ(笑)。

 

Q. 道化になる上で大切なことは何ですか?

ジョニー:映画をつくるということは、サーカスリングの中に入るということで、その中でやはり楽しさがでてこないといけないと思ってる。そこに到達するためには、とにかく、一生懸命全力投球すること。その中で、何でもできる状況をつくることだね。本当に馬鹿なこともするという思考錯誤が必要なんだ。それがよりシーンを面白くする秘訣であり、楽しさと信頼、これが非常に重要な要素だと思うよ。

 

 

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Information

『ローン・レンジャー』

fp
8月2日(金)より全国公開!

■STORY

ジョニー・デップと『パイレーツ・オブ・カリビアン』の製作&監督が贈る2013年・夏一番の話題作!
最強のエンターテイメント・ムービー、日本上陸!!

『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作で世界中を席巻した、製作:ジェリー・ブラッカイマー、監督:ゴア・ヴァービンスキーのゴールデンコンビが、満を持してジョニー・デップと再タッグを組んだ超大作。死の世界から正義のために甦ったヒーロー、ローン・レンジャー(アーミー・ハマー)と、復讐に燃える悪霊ハンター、トント(ジョニー・デップ)―何もかも正反対な2人が聖なる力に導かれ、ハリウッド史上最も不釣り合いな“ヒーロー×ヒーロー”による、空前のアクション・アドベンジャー!個性的なキャラクターたちが縦横無尽に活躍する、これぞ完全無欠の≪王道エンターテイメント≫!

少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント。彼は自らの悲願のために、聖なる力によって瀕死の男ジョンを甦らせる。ジョンは法に基づく正義の執行を求め、復讐のために手段を選ばないトントと対立。だが、愛する者を奪われた時、彼は不思議な力を持つ白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として、トントと共に巨悪に立ち向かう。最後に世界を救うのは正義か?復讐か?

公式サイト:http://www.disney.co.jp/loneranger/

(c)Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All Rights Reserved.

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