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純度1000%! 青森から上京した注目の17歳 女優・駒井蓮の素顔とは?

直木賞作家・道尾秀介が書き下ろしたオリジナル原案を元に映画化された『名前』が2018年6月30日より全国公開されます。津田寛治さんと共にダブル主演を務めるのは、駒井蓮さん。その圧倒的な透明感で、CMやドラマでも大活躍の注目若手女優です。

妻と別れ、経営していた会社が倒産し、茨城の片田舎に身を寄せた男・正男(津田寛治)。ある時は外国へ飛びまわるエリートサラリーマン、ある時は入院した妻をもつ工場員と、自らの身分を偽って自堕落な生活を送っていました。そんな正男の嘘が暴かれそうになった刹那、正男を「お父さん」と呼ぶ見知らぬ女子高生・笑子(駒井蓮)が現れます。母が水商売で働いているため、家では1人で過ごすことが多く、夕食はいつも1人で取っていた笑子。高校では友達の理帆やその彼氏・翔矢たちと過ごしながらも、いつもどこか遠くを見つめていました。こうしてお互い行き場のない2人は、家族になったのです-。

girlswalkerでは、本作で演じた葉山笑子役同様、ピュアな幼さを残しながら、どこか大人っぽい―独特な雰囲気を併せ持つ駒井さんの魅力をお届けします。

笑子の演技とともに、自分自身とも向き合う撮影期間だった

-ヒロイン役が決まったときのお気持ちは?

「2年前に撮影した作品なので、オーディションを受けたのは高校1年のとき。オーディションなのに、作品のストーリーを読んでその感想を伝えるって内容で………面白い監督さんですよね。ずっと話しちゃって、楽しいオーディションだったのを覚えてます。結果を待っているときも、津田さんの出演は決まっていたので、共演できたらいいなと思ってました。合格の連絡は電車の中にいるときにマネージャーさんからもらったんですけど、何も用がない次の駅で思わず降りてしまったくらい嬉しかったです」

-葉山笑子役を演じて、いかがでしたか?

「この作品の笑子の役割として1番大事なことは、自分の本心を素直に話せないというところ。津田さん演じる中村正男だったり、または家族や学校の友達だったり、相手によってキャラクターや距離感が変わる子で。笑子はそれを意識している訳じゃないので、素直でいられない自分がいるっていう部分を大切にしたいと思って演じました」

-様々な表情を見せる笑子ですが、特にどのシーンが感情移入できましたか?

「グラウンドで叫ぶシーン。撮影期間を半分終えたときに撮って、撮影中に溜まった気持ちが初めて笑子として吐き出せた実感がありました」

-どんな思いが溜まっていたんですか?

「自分自身、笑子に似ているなって思う部分があるんです。例えば、監督からも『駒井ちゃんって良い子ちゃんだね』って言われたし、そうやって壁があるように見られるのがコンプレックスでもあったんです。このシーンは自分を隠していた笑子がそこを打ち破る瞬間で、自分自身とも向き合えた演技となりました」

役者としてたくさんのことを学ばせてもらった、おちゃめな津田さん!?

-津田寛治さんとの共演はいかがでしたか?

「最後のシーンが、5分くらい津田さんのアドリブとなっていて。アドリブなのにどんどん言葉が溢れて来る姿が本当にすごかったです。カメラが回ってないところでは面白い方で、大先輩だから最初は緊張していたんですけど、おちゃめな部分も多いんです」

-おちゃめエピソードはありますか?

「甘い物が好きで、控え室のお菓子を全部食べちゃうんです(笑)。津田さんが席にいないときに、たくさんのお菓子を置いておくっていうイタズラをしてみたんですけど、『嬉しいことがあって、お菓子がいっぱい置かれてるんだよ~』って本当に嬉しそうに話していて、イタズラだって気づいてなかったんですよ……なんかすみません~って(笑)」

-津田さんとの共演で影響を受けられたことも多いようですが、今後共演してみたい役者さんはいますか?

「満島ひかりさんや、以前共演したことはあるのですがほぼ接点がなかった蒼井優さん。このお二人とは本当にいつか一緒に芝居をさせて頂きたいです」

-今後、演じてみたい役柄は?

「真面目と思われがちだから、そのイメージを覆す真面目とは真逆の役をやりたいです。私もいつも明るい訳じゃなくて、暗いときもあるし、怒るときもある。そんな部分を演技で見せていきたい」

何事に対しても貪欲な姿勢が、女優としての成長の鍵!

-タイトルにちなんで、「蓮」というの名前の由来は?

「この間父親に聞いたら『知らなかったの?』って怒られて、最近知ったんですよ(笑)。私は4人姉妹で全員漢字1文字の名前なので、バランスだけで決められたと思っていたんですけど。蓮という名前には、ハスの花と花は見えない根の部分で繋がっているらしく、人と人を繋ぐ人になってほしいという思いが込められているそうで。今となってはこういう職業をやらせていただいているので、そういう人になれたらなと思いました」

-隠し事が多い笑子。駒井さん自身の隠し事は?

「思ったことはすぐ言ってしまうタイプだし、怒ったときもすぐ顔に出るからなぁ……。あ、ご飯を食べているときに一緒にいる相手をよく観察します。この人はこういう人なんだな~って思いながら、人の顔や目をじっと見るのも癖で。これを言うと、私とご飯行きたくなくなるかも(笑)」

-プライベートの時間は何をされているんですか?

「寝ている時間がもったいないので、時間があれば映画を観に行ったり、友達とカラオケに行ったり、散歩をしたり……とにかく外に出るようにしています。一時期、神社に行くことにもハマって1人でよく行ってたなぁ、こういう場所ってすごいな~って思えるから。(※マネージャーさん曰く『撮影で神社の説明を受けたりすると、休日の空いてる時間に行っちゃうんですよ、ご利益を求めてる訳じゃないのに(笑)』)上京してから、1人で勝手に散策に行くようになって、すごく楽しい!」

-これから行ってみたい場所は?

「この間一緒に鎌倉に行った友達と、次は箱根に行こうって話をしてます。神社もですけど、新しい場所を見る度に自分の見てきたものがちっぽけに見えるんです。地元が大好きで、昔は青森を出るっていう選択肢は持っていなくて。高校に通って部活に入って受験して……みたいな生活を送ると思ってたんですけど、父から『もっと広い世界を見た方が良いよ』って言われて。今はその言葉の意味がよくわかります。色んな世界を見たい!」

―これから挑戦してみたいことは?

「双子の妹の影響で、韓国ドラマやK-POPに興味を持つようになって。言語を学びたいです。英語は前から思ってたんですけど、韓国語も勉強したい」

『名前』は、自分自身と真っ向から向き合えた作品

-本作は、駒井さんにとってどんな作品?

「高校生になるときに青森から上京して、女優って仕事とちゃんと向き合おうと思いつつも、モヤモヤしていた時期に出演が決まりました。そんな中だったので、戸田監督には一から芝居というものを教えてもらいました。自分自身がお芝居と真っ向から向き合えた作品。私のお芝居の原点はこの作品にあるし、ここで学んだことは本当に大きいです。どうやって芝居に歩み寄れば良いか、作品をどう作れば良いのか悩んでいたんです。『名前』がヒントをくれたし、自分と戦う良い時間をもらえたと思っています」

-最後に、読者へメッセージを下さい!

「笑子が人と出会うことが成長するきっかけとなったように、そのきっかけは誰にでも訪れると思います。私はこの作品が、自分や芝居と向き合うきっかけになりました。私もよく思うことで、自分の本心をさらけ出すのは勇気がいるけど、それを恐れないで欲しいです。誰かに伝えることで自分が気がつくことも、相手が気がつくこともあります。観てくださる人が、自分の抱えていることにちゃんと向き合える時間になればと思います」

SPECIAL MOVIE

映画の見どころについてコメントをいただきました! 以下ムービーをチェック!


SPECIAL PRESENT

駒井蓮さんの直筆サイン入りチェキをgirlswalkerの読者にプレゼント!
応募方法は簡単!girlswalkerのTwitterアカウント(@girlswalkernews)をフォローして下記のTweetをRTするだけ!

https://twitter.com/girlswalkernews/status/990774651302301696
応募期間は7月13日(金)23:59まで。当選はDMでお知らせするのでお見逃しなく!!

INFORMATION

『名前』
2018年6月30日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開


《出演》津田寛治、駒井蓮、勧修寺保都、松本穂香、内田理央、池田良、木嶋のりこ、金澤美穂、筒井真理子
《原案》道尾秀介
《監督》戸田彬弘
《脚本》守口悠介

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