人気バンド・KANA-BOON、自分だったら〇〇の術を使いたい！

岸本斉史、初の製作総指揮にして『NARUTO‐ナルト‐』シリーズ最高傑作！『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』がついに8月7日（土）に公開。

［英雄］七代目火影・ナルトが護る木ノ葉隠れの里。その英雄の息子にしてクソオヤジと忌み嫌う［神童］ボルト。英雄の友・サスケはそれを見かね、少年の［師匠］となる事を志す。その旅人の娘にして少年の［戦友］となるサラダ。そして新時代を生きる新たな忍たち—。
ナルトの息子であるボルトが父を超えるためにどう成長していくのか、ファンならずとも見逃せない本作ですが、なんと主題歌をファン急増中、大人気ロックバンド・KANA-BOONが担当。新曲「ダイバー」を書き下ろした。そんな1度ハマったら抜け出せない、いま最も注目のバンドを直撃！

■映画主題歌が決まった時の素直な気持ちは？
Ba 飯田祐馬(以下・Y)：めちゃくちゃ嬉しかったです。アニメシリーズのオープニングテーマで「シルエット」を起用してもらった時も感動したのですが、映画でも主題歌を担当させていただくということで、僕たちの『NARUTO‐ナルト‐』に対する気持ちが届いたのかなと思い、嬉しかったです。なんか好きな人に告白してOKをもらったみたいな…。
一同：笑！
Vo&Gt 谷口鮪(以下・M)：また自分たちにとって大切な曲が出来ると思ったら嬉しかったですし、自分たちへの期待も生まれました。いい曲を書きたいなと思いました。
Gt 古賀隼斗(以下・H)：曲って作品の背景などが重なるとさらに良くなるんです。その化学反応が「シルエット」の時も起きて嬉しかったのですが、『NARUTO‐ナルト‐』の制作側の方たちもその化学反応を感じていて、今回の主題歌のオファーに繋がり、僕らの気持ちも伝わったのかなと思いました。
Dr 小泉貴裕(以下・T)：決まった時は嬉しかったです。バンドを始めた時から、好きなバンドが映画の主題歌を担当したりしていたので、それをいつか僕らもやりたいなと思っていました。やっと願いが叶いましたね。いい曲を作れるよう頑張ろうと思いました。

■今回、映画主題歌の制作にあたり意識したことは？
M：脚本を読んでそれぞれイメージを持ちながら作りました。子どもの頃からずっとそばにあった作品だったので、お互いがイメージを伝え合わなくても共通していたし、曲作りの導入はとてもスムーズでした。

■『NARUTO‐ナルト‐』はどんな存在ですか？
Y：小学生の時から連載が始まって、一緒に成長してきたと感じますし、最初ナルトが全然うまくいかなくて周りに認められないけど、自分の意思を貫いて前に進んでいくところは僕たちとすごくリンクしていると思いました。それと、物語がきっちり終わったというのがすごく好きです。最初にあったことが最後に繋がったりと本当に物語に無駄が無くて、終わると発表された時は切ない気持ちもあったけど、これで物語も完結して伝えたいことが全てこの作品の中に詰まってるんだと思うと「最高やな！」という気持ちでした！なので、僕たちも綺麗にバンドを終わります！
一同：笑！
H：来年10周年だしね。
M：いや！早い早い（笑）。
H：ナルトが火影になるという夢を曲げないことや、イルカ先生など大切な人の事をずっと心の中で思っているところも、僕たちバンドの意思とリンクしていると感じていて、僕たちも夢や目標を口にしていたら叶えることが出来たし、これからもバンドとして1番になるという目標も曲げずにいようと思います。
M：ナルトの主人公像がとてもはっきりしていたので、ずっとこういう風になりたいと思い続けています。なので、逆境を乗り越えていく感じというのは、『NARUTO‐ナルト‐』から影響を受けて今まで頑張ってきたというのはあります。
T：僕たち4人ともサスケのような、何やっても上手く出来るメンバーではないので、
一同：笑
T：元々出来ないところから始まり、このバンドで1番になりたいという気持ちを持って集まっているので、全員がナルトのようです。そんなナルトのような4人で力を合わせて頑張っていこうと思います。